筋交い補強工事 大田区耐震助成金を利用した H邸耐震補強大田区耐震助成金を利用した、H邸の補強実施設計です。
H邸は耐震診断により、評点1.0以下が確認出来たため、大田区の耐震助成制度を利用し、補強設計を行います。
補強計画を元に、工事見積用の実施設計図を作成します。補強設計の基本的な考え方は、「2012年改訂版 木造住宅の耐震診断と補強方法」を利用し、現状にあった図面を作成します。図面を元に再度現地調査を行い、設計内容の補正を加えて行きます。クライアントとの打合せによりリフォーム工事やリノベーション工事を絡める場合もあります。今回は屋根の葺き替えとトイレの内装リフォームを同時に行う事になりました。
今回の建物は1階の剛性の変身が大きく、また東側に耐力評価の出来る壁が少ない建物でした。その弱点を補うため、東側のサッシュを撤去し、新たに耐震壁をつくっています。計画段階では基礎補強を検討しましたが、予算の関係上難しく、クライアントと相談し、上部構造のみの補強とする事にしました。
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大田区耐震助成を利用した、H邸耐震補強工事
補強工事:解体工事、基礎補強工事、軸組補強工事、金物補強工事、筋交い補強工事、合板下地工事、構造用合板補強工事、
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